スタジオで家族写真を撮影する時に大切にしていること

フォトスタジオはこの世の中にたくさんあります。いざ写真を撮りたい!と思ったとき、決め手に困ってしまいますよね。


私たちはスタジオで残す写真は、将来お子さんが大きくなって見返した時に、家族の愛情を感じることができるかけがえのない宝物になると考えています。


今回は『私たちの撮影で大事にしてること』について、お話ししていこうと思います。


撮影をするときに私たちが大切にしている2つのこと

クッポグラフィー横浜スタジオの家族写真

まず、そのご家族らしさを残すことを一番大切にしています。



毎日たくさんのお客様がスタジオに来てくれています。七五三シーズンになると、3歳女の子の撮影が連続で続いたりすることも。



それを”3歳女の子の七五三撮影”として捉えるのか。はたまた”今年3歳になった変顔が得意な○○ちゃんがいる仲良しファミリーの楽しい七五三”として捉えるのか。その意識の違いだけで撮影の雰囲気も、残る写真も格段に違ってくるんです。



”3歳女の子の七五三撮影”として捉えることの方が、フォーマットに当てはめるだけだから撮影する人はとても簡単です。



しかし、私たちが残したいのはそういうフォーマットに当てはめた写真ではありません。



主役の3歳の女の子だけでなく、その周りにいる家族みんなもたくさん巻き込んで、このご家族はどんな雰囲気を持っているのだろうということを考えながら撮影します。



1時間の撮影を終えた後には、そのご家族のことをたくさん知って、もっともっと知りたくなって……またすぐに会いたい!という少し寂しい気持ちで終わります。



だからこそ、また次の年などにそのご家族を撮影する機会をいただいた時の嬉しさは言葉で表すことができません。



また一緒に楽しい時間を過ごせること、その子の成長を一緒に見守れること。



もう全てが嬉しくて愛おしいのです。そして、それを何年も繰り返しお互いのことをたくさん知っていく。



少しお節介かもしれないのですが近い親戚のような気持ちで成長に感動して、大きくなったね…ってママたちと一緒に感動して泣いて、その積み重なった想いを写真にぶつけていくんです。



スタッフの有り余る愛情から、想像以上の写真が生まれるんだと思っています。



もうひとつ大切にしていること。それは家族だけの時間ではなかなかできない、家族内の愛情表現の機会を作ることです。



みんなでギューッとすること、手を繋ぐこと、好きなところを伝え合うこと、目と目で見つめ合うこと。



きっと第三者である私たちがその空間にいるからできることでもあると思っています。



そういう時間も写真に残して、家族みんながそれぞれのことを大事に思っているということ、今とこれからの家族に伝えていきたいです。


とっても心強い!こんなメンバーでお迎えします

スタジオにはカメラマンとスタイリストがいて、年齢も様々ですが、みんな自慢のスタッフです。



それぞれの専門分野において、お客様のためなら何一つ妥協を許さない本当に心強いメンバー。



カメラマンは写真に対する想いがとっても強くて、自分たちの撮影したい写真のためならなんだってできるんです。



この子のこういう姿を残したいという瞬間があれば、時には走ったり寝転んだり、全力を尽くして撮影します。



カメラマンに負けないくらいスタイリストにもこだわりが。



実は七五三の着物も、髪飾りも、全部と言っていいほどオリジナルのものなんです。



理想を実現するために、既製品ではなくイメージしたものをスタッフが自分たちで作っています。



嬉しいメールをいただいたら泣いて喜んだり、上手くいかなかったらその場で時間を忘れて納得のいくまで真剣に解決策を考えたり。



お客様の一生に一度の大切な撮影ということを心に深く刻み、カメラマンやスタイリストそれぞれが本気でお客様と向き合う。そうすることでそのご家族らしさ溢れる写真を残しています。


スタジオ撮影におすすめの時間帯

私のいる横浜港北スタジオの撮影は完全自然光の撮影です。家族のあたたかさを表現するのにぴったりな雰囲気なんです。



実は自然光の撮影だからこそいろ色な表現ができ、その時だけにしか残せない写真になります。



また、スタジオの雰囲気は季節、時間、天気によって全く違ってきます。



例えば、晴れの日は光がスタジオに差し込んで温かみのある写真になったり、

クッポグラフィー横浜スタジオの家族写真
クッポグラフィー横浜スタジオの家族写真



雨の日はしっとりとした雰囲気で味がある写真になったり。

クッポグラフィー横浜スタジオの家族写真
クッポグラフィー横浜スタジオの家族写真



光によって、同じスタジオとは思えないくらい違いのある写真になるんです。



私たちカメラマンは、どの時間でも、どんな天気でも、その時の光を生かした写真を残します。



安定して明るい光が入ってくるのは、10:20からの枠と15:10からの枠。



個人的にオススメの時間帯は、冬の日の15:10からの枠です。



晴れの日は、綺麗な西日が入ってきてスタジオがオレンジ色に染まります。



家族の温かみを表現するのにぴったりな優しい光が入ってくるので大好きな時間です。

クッポグラフィー横浜スタジオの家族写真


お客さまの年齢層は?

クッポグラフィーはスタジオでのファミリーフォト撮影だけでなく、ウェディングフォトの撮影も行なっています。


結婚式写真からお任せいただき、そこからお子さんを授かった時のマタニティフォト、生まれてからのベビーフォトと、撮影を通じて、生涯繋がっていけるフォトスタジオです。


何かの記念としてだけでなく毎年の家族の恒例行事として撮影を楽しみに来てくれる方が多くいらっしゃいます。


自然な雰囲気の中で撮影して、赤ちゃんから大人まで、みんなに楽しんでいただける撮影ができるように心がけています。


また、生まれたての赤ちゃんから20歳のお子さんまで、幅広い年齢層のお子さんがスタジオに遊びに来てくれるのも特徴のひとつです。


特に力を入れているのは七五三撮影で、着物をスタジオにあわせてオリジナルで作っていて大変ご好評をいただいています。


普段は子どもや家族写真の撮影が多いですが、私たちが得意としているのは家族やその方の個性を表現すること。


最近は家族に限らず、ご友人同士だったり、アーティストの宣材写真などのご依頼もいただいています。


どんなジャンルの撮影であっても、自然な雰囲気の写真が好きなお客様、お気軽にご連絡くださいね。


もし、撮影日に体調不良になってしまってもご安心を

お子さんのいるおうちでは、体調不良による止むを得ない予定のキャンセルがあること、理解しています。


もし撮影日当日に体調が良くないな・・・と思ったら遠慮なくおっしゃってくださいね。体調不良によるキャンセルの場合はキャンセル料もいただきません。


健康第一です。一生残る大事な写真になるので、家族みんなが元気いっぱいな時に撮影するのが一番。


リスケジュールしていただいて、体調が万全な時にみんなで楽しく撮影しましょうね!


何度かスタジオに遊びに来てくれているお客様が、先日、引っ越しをしたことで、他のスタジオさんでお子さんの記念撮影をしたそうです。

「すごく素敵な写真を残してもらったのですが、何か物足りなかったんです。次は遠いけど、クッポグラフィーさんに遊びに行きます。」とわざわざメールをいただきました。すごく嬉しかったです。

そのメールをいただいて、改めて私たちの撮影で大事にしてることってなんだろう?ということを考えるきっかけになりました。

お子さんが大きくなればなっていくほど写真を残すことが難しくなっていくだろうし、愛情表現もなかなかできなくなってくるもの。

だからこそ今のうちに家族の愛情をたくさん写真に残して欲しい。写真には瞬間を切り取るだけではなく、もっともっと色んな感情や想いを込められるんです。

そして何度も見返したくなる写真とは。その答えはきっと、ここにあります。

Comachi

横浜港北スタジオ店長。高校時代から写真に魅了され、大学で本格的に学ぶ。在学中にクッポグラフィーに出会ってそのまま就職。母子家庭育ち。元気いっぱいな子どもたちと向き合うことが得意なので、その子らしい姿を残し、ご家族の愛情をいっぱい写真に詰め込みます。

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