株式会社クッポグラフィー ウェディングフォト・ファミリーフォトの撮影

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クッポグラフィー駒沢公園スタジオについて

クッポグラフィーはフォトスタジオがお客様にとって身近な存在になって欲しいと考えています。

そこで今回、クッポグラフィーのスタジオとしては初めて、

「photo studio ・coffee・flower」

この3つを組み合わせたスタジオを作りました。


なぜこのようなスタジオを作ったのか、そしてどのようなスタジオになっているのかを、詳しくご紹介していきます。


私たちが目指す、スタジオのカタチ

「身近なアーティストとして、日々の生活を彩り、心を豊かにするお手伝いをする」

というのが私たちの企業理念の中にあります。

長く写真の仕事に関わってきましたが、写真を撮るだけのスタジオでは、大好きなご家族に頻繁に会えないことだけが寂しいなと思っていました。

そこで、いつでも繋がっていたいという想いを形にしたのが駒沢公園スタジオです。

スタジオのエントランスに並んだ、photo studio 、coffee、flowerの文字。

建物全体がフォトスタジオであり、フォトスタジオの中にカフェエリア、撮影ルームがあるイメージです。そのフォトスタジオ内で、イベントがあり、お花の販売もしています。

一般的なフォトスタジオでは、1~2年に1回会えればいい方ですが、coffeeやflowerが加わると関われる機会が増え、お客様に日常的にフォトスタジオに来ていただけるようになりました。

今までは出会えなかった方々にも、出会うことができる。そんな場所ができたことが、とても嬉しいです。


「photo studio」について

撮影ルームは2つあり、「space」と「less is more 」という名前がついています。それぞれ違ったコンセプトのスタジオ。名前に込めた想いや、実際の雰囲気をご紹介します。

【spaceについて】

<spaceという名前に込めた想い>


spaceの名前は宇宙のspaceからきています。宇宙は、まだ人間がわからないことがたくさんある不思議な空間。だからあえて具体的な家具、例えば椅子やテーブルなどは置きませんでした。

なぜspaceという部屋にしたのか。それは、世の中におしゃれなスタジオはたくさんあるけど、私たちが撮りたいのはそういうところで撮られるキメキメのカットではない。その子ども、その家族らしさが伝わる写真を撮りたい。それが何十年後もずっと大切にしたくなる写真だと思うからです。


ではどうしたらそうなってもらえるだろうと考えたときに、子どもの想像力を引き出すような空間を作ればいいのではないかと思いました。

例えば大人が「これは椅子だよ」と言えば、子どもはそれに座ると思います。でも何も言わずにただそこに椅子を置いていたら、もしかしたらその上に立つかもしれないし、その周りをぐるぐる走り回って遊ぶかもしれない。

あえて意味づけしないことで、子どもが自由な発想でそこにあるものと向き合えて、その子にしかない動きをする。それこそが、本当のその子らしさだと思うのです。


だから私たちは、そんな想いを込めてこの部屋をspaceと名付けました。

<spaceの雰囲気>

白を基調とした撮影ルームです。天井も高く、グリーンが日々伸びて形を変えています。

子どもたちの自由な発想で遊んでもらえたら、と複数のオブジェも。そして高い位置から光が差し込み、優しい光が広がります。

空間が広々としているので、走り回りたい子や、複数の主役がいる撮影(5歳と7歳の七五三など)ではこちらのお部屋がおすすめです。



【less is moreについて】

もう一つのお部屋のless is moreは、「人が主役になる空間」というのがキーワード。less is moreは、建築家の言葉で「より少ないものは、より豊か」という意味ですが、そこからこの部屋が「ものを減らすことによって、より人にフォーカスできる空間になってほしい」という願いを込めて名付けました。

世の中には色んな空間装飾があるけど、クッポグラフィーは決して装飾が目を引くような場所を作りたいのではありません。

なぜなら、このスタジオで撮影された家族写真を10年後、20年後にご家族の皆さんで見返すときに、「いいスタジオだなぁ」という会話が皆さんの中でされることはないと思うからです。

きっと、「あぁ、この表情いまでもするよね!」とか「ずっと変わらないねぇ」とか、そんな会話が飛び交うはずです。

だからクッポグラフィーのスタジオは、決して主役より目立ってしまうような過度なデコレーションや多数の家具は避け、この空間に合わせてオリジナルで製作したベンチと、グリーンと、壁と同色のチェアを置くだけに留めました。


<less is moreの雰囲気>

天窓や、南側に配置された大きな窓から入ってくる自然光が特徴のお部屋。その季節、その日の天気、時間によって色んな表情を見せてくれるのがこのless is moreの面白いところです。

ヘイムスペイントというまだ日本では珍しい塗料で塗られた壁にも色んな模様の表情があり、どの面で撮るかでまた写真の雰囲気も変わります。

少しかっこいい大人の雰囲気、spaceよりは少しコンパクトな空間なので、マタニティやベビー、1歳、もちろん七五三などにもおすすめのお部屋です。

どちらのスタジオも共通して、雑貨や家具を多く配置していません。

私たちが残したいのはその人やその家族のストーリーです。それが自然に生まれるような空間を目指して作られています。

お天気により若干の違いはありますが、どの時間も美しい自然光で撮影することができます。

自然光スタジオの場合、何時の予約をするか悩む方も多くいらっしゃると思いますが

お子さまのご機嫌のいい時間やご家族にとっての良い時間をご予約くださいね。


「coffee」について

横浜港北スタジオに続き、駒沢公園スタジオもカフェエリアのあるスタジオです。バリスタが在中しており、撮影後には美味しいコーヒーやお菓子が堪能していただけます。もちろんカフェだけでもご利用可能です。

コーヒーについての詳しい記事はこちらをご覧ください。



コーヒーが美味しいと聞いて来てみたら、そこがフォトスタジオだったから撮ってみよう。

フォトスタジオに撮影にきてみたら、コーヒーが美味しくて豆を買って帰ってみよう。

どんなきっかけでもいい。クッポグラフィーと出会って、これからずっと続いていく関係になっていきたい。そんな思いが私たちにはあります。

私はカフェのあるスタジオに勤務するのは今回が初めて。撮影で利用してくれたお客様が、コーヒーを飲みに遊びにきてくれるというのは、今までには無い感動でした。

カフェがあることで、気軽に来てもらえる場所ができた。

いろんな意味で、クッポグラフィーがお気に入りの場所になってくれたら嬉しいです。


「flower」について

クッポグラフィー駒沢公園スタジオは、月曜日限定でお花屋さんにもなります。

現在、世田谷の市場で当日の朝に仕入れたお花をカフェ内で販売中。今後、結婚式で使ったお花をセカンドフラワーとして販売する予定もあります。

市場では、毎週違ったお花を仕入れているので、季節に合わせてお気に入りのお花をぜひお選びください。

ミニブーケも販売しています。ちょっとしたお土産にコーヒーとお花なんてとっても素敵。スタッフたちもよく自分たちで購入しているんですよ。

コーヒーやお花で日々の生活が少し豊かになるお手伝ができればいいなと思っています。


毎日たくさんの再会や新しい出会いに感謝しかありません。

東京に駒沢公園スタジオができたことで、「日本で一番お客様と繋がり続けるフォトスタジオへ」という私たちの目標にまた一歩近づけたような気がしています。

ぜひ、お気軽に遊びに来てくださいね。